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東野圭吾 / 赤い指


1年前か、もっと前に読了したのですが、

書いていなかったことに気づいたので、

いまさらですが、書きとめておきます。



詳細は忘れてしまいましたが、

大まかに覚えてるのは、、、

息子が幼女にいたずらして、

何かの拍子で殺してしまった、という始まり。

さあ、主人公である父親はどうする?

といった流れでした。


直木賞を取った『容疑者Xの献身
』の直後に読んだのですが、

ストーリー的にはほぼ類似品、

読後感は正反対だと思いました。


犯罪を越えたその先に、本当の闇がある。二日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。


帯の言葉にある「闇」というのが、

現代社会が抱えている、リアルなテーマで、

沈鬱な気持ちで考えさせられました。



どんなに苦境に立たされても、

これだけは人間としてやってはならない、という、

最後の砦が教えられているような気がしました。



タイトルの「赤い指」というのは、

何ともやるせない気持ちにさせられる象徴で、

家族の断絶とか高齢者社会とか、、、

あ、これ以上書くとネタバレになりそうです(゚艸゚)



途中から展開が読めてしまったので、

作品の完成度としては『容疑者』の方が高く、

テーマはこちらの方が深いかな、と思いました。

どちらも引き込まれる面白さなので、

2冊同時に読むのも面白いかもしれません。


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